総務必見!会社に電気錠を設置して入退室管理を実施

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総務必見!会社に電気錠を設置して入退室管理を実施 / ロック 玄関 後付け


電気錠の仕組みを知ろう!



1.上図の基本電気錠システムの基本構成を簡単にご説明いたします。

まず制御盤には電源AC100Vが必要です。

・制御盤ー電気錠
・制御盤ーカードリーダー
・制御盤ー操作プレート

各機器への二次側配線も必要です。

1)電気錠制御盤について

ドアについている電気錠へ信号を送ることで電気錠を開けたり閉めたり遠隔に制御することができます。


2)室内にある操作プレートについて

ボタンを押すことにより1回解錠、ならびに連続解錠することが出来ます。
またドアが開いている、電気錠が閉まっている状態を確認することも出来ます。

室外にあるテンキーカードリーダーなどで認証することで、権限がある方が外部より電気錠を開けることも出来ます。


2.電気錠制御盤もいろいろなことが出来ますので一部紹介いたします。

遠隔操作:制御盤から離れた場所にあるドアの電気錠を開けたり閉めたりする 

タイマー機能:時間制御で朝9時から夕方6時の間は電気錠連続解錠する 

停電時:火災時に火災警報盤より電気錠解錠する。ならびに一斉解錠することができます。

外部出力機能:制御盤からドア、電気錠の状態を出力します。

暗証番号:テンキー操作器に表示された数字番号に任意の番号順番通りに押すことにより認証して解錠できます。

ICカードリーダー:登録されたICチップ挿入されてカード、タグなどを認証器にかざす事で解錠ができます。

生体認証機:虹彩認証、指紋認証、静脈認証その他 

いずれかは認証する媒体を持っているだけでかざす事なく、ドアノブハンドルを触れることで解錠するシステム出来るかもしれません。
また電気錠単体ではシステムとしては構築出来ません。

電気錠の種類について  

電磁錠

DC12ー24V電圧かけて磁力でスチール製部材を200ー300kg吸着力させて施錠する仕組みです。
電圧を0Vすることで解錠できます。またの名をマグナロックとも言います。


電池錠

一般錠に両面テープやドアに挟み込んで単三乾電池などで電動サムターンで施錠解錠する仕組みです。
乾電池電圧が少なると動かなくなります。
ドアに配線すること簡単に取り付け可能な錠です。






電池錠、電気錠を設置している会社の実例を紹介!

  【賃貸案件での電池錠】

現在付いているレバーハンドル錠に無加工で電池錠を取り付けすることが出来ます。
電気錠も近年変化しております。
今お使いの錠前に簡単に取付も可能です。
上記にもご紹介した電池錠になります。
安価でお持ちのスマホで管理もできます。
スマホにアプリを入れることにより、スマホで解錠も出来ます。シリンダーカバーを外すと付いている物理キーでも解錠可能です。
その他、交通系ICカードでも解錠可能で、機種によってはモバイルスイカなどでも解錠できます。





【法人向け 勤怠管理・退室管理・警備連動】

勤怠管理・入退室管理・警備連動

ICカードやIC社員証で毎日出勤退勤でカードリーダーでログを管理して勤怠管理できます。
警備会社様と連動させることで同じカード入退室管理、警備連動も可能です。

虹彩認証リーダー

こちらはセキュリティ性の高いおすすめ虹彩認証リーダー(生体認証リーダー)です。
虹彩認識とは人の目の虹彩の高解像度の画像にパターン認識技術を利用した認証リーダーです。
認証率も良くとても早いです。
一番のメリットは鍵を持たず、両手に荷物持っていても目で解錠することが出来ます。



会社としての電気錠を設置するメリットは何?  

遠隔操作が出来ます。

例:1階玄関、2階事務所、インターホンなどでお客様を確認したら、2階事務所より遠隔操作で解錠可能など

・物理キーを持たずに暗証番号、社員証(ICカード)生体認証などで施錠解錠が可能になります。

・社員の方がキーを紛失した際、防犯上シリンダーを全て取り替えないといけませんが、個別に登録した認証削除、追加などが可能です。

・電気錠システムと社内ネットワークをLANで繋ぐことで入退室管理が可能となります。
VPNポイントなどのネットワークシステムを構築することで電気錠を設置している場所から離れた遠方からの遠隔操作も可能です。

・セキュリティエリアごとに管理することができ、どこのゲートに何時に入室退室したのかをログ管理可能です。



後付けで電気錠を設置できます!
 

弊社は可能な限り現在使用しているドアに電気錠を取付の実績があります。
下記の写真のように ガラス面積が多く電気錠入らないドアに硝子を撤去し、アルミ部材を組み込んでドアに電気錠を入れ込みました。




ドア上枠に電磁錠設置



【アルミフラッシュドア電磁錠(マグナロック)取付例】

どうしても電気錠が入らない場合は上記で紹介した電磁錠を取り付けることも出来ます。
電圧をかけることにより吸着させることにより施錠できます。
電圧を切ることにより解錠となります。





両引き戸に電気錠取付例

引戸に電気錠は納まりやドアがスライドするため通電金具などの設置が難しいこともあり この現場は上枠にモーター錠を左右に設置しました。

火災や停電時には一斉解錠にもすることが可能です。

新規ドアの取り替えも出来ますのでご希望に応じて対応します。

ドアメンテナンス取り扱いメーカーを紹介!  

弊社は可能な限り現在使用しているドアに電気錠を取付の実績があります。
下記の写真のように ガラス面積が多く電気錠入らないドアに硝子を撤去し、アルミ部材を組み込んでドアに電気錠を入れ込みました。



国内ロックメーカー

ゴール、美和ロック、ミネベアショウワ、クラビス、Keiden、オプナス、ウエスト、フキ、長沢製作所、川口技研、日中製作所、ロイヤルガーディアン、HORI、タキゲン、クマヒラ 



国内建材メーカー

YKK AP、三協立山アルミ、LIXIL、文化シャッター、三和シャッター、東洋シャッター、東工シャッター、コマニー、小松ウォールアイティ、クロガネ製作所、大栄建材、大建工業



ライター

鳴尾 渉

2級 自動ドア施工技能士 資格取得
第2種 電気工事士資格取得
防犯設備士資格取得

  自動ドア施工業務を20年以上経験しており、不具合の原因究明に自信があります。
また自動ドア装置だけでなくサッシドアの不具合も原因となる場合もございますので お問い合わせください



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