【暗証番号錠の取り付け】に関して

皆様、こんにちは! 今回のブログの担当は株式会社ドアメンテナンスの高岡営業所に所属の西川 達郎です。
普段は富山県の県西部(高岡市、砺波市、氷見市、小矢部市、南砺市)で現場の施工や工程管理、見積書などを作る仕事をして、高岡の所長として営業所を管理しています。

プライベートでは先日、息子の運動会に行ってきました。
参加型の運動会で、一緒にドッジボールをしたりお宝を奪い合ったり、ダンスもすることが出来、コロナ化でなかなか出来なかったことを久しぶりに出来てとても楽しかったです。大人VS子供という形でやっていくのですが、息子(写真左)も負けないよう一生懸命頑張っていました!
こうやって毎日毎日成長していく子供の姿を観られる事が今とっても楽しみです。
写真ではめちゃくちゃ勢いよく投げてそうですが、そんな卑劣な人間ではないです。
ゆっくり投げていますよw

■施工実績(KEYLEX取付工事)
さて本題に入ります。今回は暗証番号錠 KEYLEXの取り付けについてご紹介します。
まず暗証番号タイプの鍵には大きく3パターンあります。

電気(100V)を使用し、タッチパネルなど電気制御盤によって施錠と解錠をする。
電池を使用し、タッチパネルなどその機種単独で施錠と解錠をする。
動力源はなく、ボタンによって機械的に施錠と解錠をする。

最近お客様からの問い合わせで一番多い、電池交換不要で一番安価に暗証番号で管理したいというご希望に1番合うのが③のタイプです。

この中でも一番よく使用されている種類がKEYLEXになります。今回KEYLEXの取り付けでも特殊な方法で行った事例を3つご紹介します。

■スチールドア グレモン錠タイプ

お客様のご要望が

① 他の場所でも使用しているKEYLEXが使いやすいのでKEYLEXを指定したい。
② グレモン錠は残し、部屋内の密閉は保ちたい。
外部からのみ施錠し、内部からは施錠しない。

部屋内の密閉を保つためには、KEYLEXを取り付けした際にグレモン錠の邪魔にならないことが大前提でした。そのまま取り付けをするとグレモン錠がダメになる問題がありました。
お客様との打ち合わせの結果、ステンレスBOXを使用し、KEYLEX自体を持ち出すことで、ドア内部にあるグレモン錠の邪魔にならずに取り付けすることが可能になりました。これでKEYLEX取り付けをしてもドアの密閉をしっかり保つことができました。
これが完成写真です。

■アルミ框ドア 細框タイプ

お客様のご要望が
① 細い框の中に入る暗証番号の鍵を取り付けしたい。
② 安価にしたい為、ドアは新しくせず、既存の物を使用したい。
電気などを引っ張る工事をしたくない。
まず安価にしたいという事で、ドアを新しくしないことが大前提でした。しかし現在付いているドアが細框の為、ご希望されているKEYLEXが框の中に入らないという問題がありました。

お客様との打ち合わせの結果、ガラスの部分を小さくし、その小さくした部分に部材を取り付けし、それからKEYLEXを取り付けすることで、既存のドアを再利用することが出来、価格を安く抑えられました。これが完成写真です。

■両面ボタン 自動施錠 細框タイプ
お客様のご要望が
① 現在使用しているKEYLEXを両側ボタンにしてほしい。
② ドアを新しくせずに既存のドアを再利用したい。
③ 鍵の閉め忘れをなくすため、自動施錠にしたい

 

まず今回の場合、外部からでは誰でもフリーに入られてしまう仕様になっていました。これでは防犯上にも問題がある為、外側からも暗証番号にする必要がありました。そこで問題となったのが、このKEYLEXの両面ボタンタイプがメーカーでは販売されていないという事でした。おそらく当初も販売されていない為、このような取り付け方になったのではないかと思います。

諦めきれなかった自分は、なんとかお客様のご要望に合わせたかったので、メーカーに相談をしました。
そうするとなんと!取り付けが出来るように、特注品として製作して頂けることとなりました。
多少のドア加工は必要なものの、メーカーとタッグを組むことで無事にお客様のご要望を叶えることが出来ました。


これが完成前と完成後の写真です。

このように無理、出来ないと思うような難しい案件も、今まで培ってきた知識や技術によって可能にしてきた実績がドアメンテナンスにはあります。
こうしたいけど・・・あきらめようかな・・・などといったお困りごとがあれば、ぜひ一度ドアメンテナンスまでご相談ください。
よろしく御願い致します。

高岡営業所 西川 達郎
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